赤いセガ信者のぶろぐ

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Ready or Not おもろかったのでレビュー

民間人も容疑者も全員逮捕していきましょう

VOID Interactiveが開発中のPvEタクティカルシューター、Ready or Notをそこそこの時間やりましたのでレビューしていきます。 武器はいつでも準備万端だ。だが俺のメンタルはどうかな?

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プレイ動画

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もくじ

概要

プレイヤーは特殊部隊SWATのメンバーとなり、事件が起きた現場へ急行、人質を救出しつつ武装した犯人を無力化することを目的とする。 シングルプレイでは四人の部下を引き連れ、メンバーに指示を出しながら場を制圧していく。嘗て栄華を誇ったタクティカルFPSSWATシリーズのマインドを随所に感じることが出来、シリーズが好きだった古参兵にもおすすめすることが出来る。

重厚で困難なゲームバランス

本作はApex系統の煌びやかでハイスピードなスポーツFPSとはある意味対局に位置するリアル系FPSである。プレイヤーはダッシュもジャンプもなく、敵のエイムは的確で、お互い数発で死ぬ。*1 さらに敵は角待ち、ドアトラップ、降伏したと見せかけてナイフ凸、撤退して人質皆殺しなど数々の悪辣な所業を仕掛けてくるため全く気が抜けない。なんなら遠くから駆けつけて裏周りもしてくる。 重武装した犯人が立てこもりまくってる世紀末の最中で人質を救出しつつ任務遂行する大変難しいゲームとなっている。

ハードな世界を生き抜く慎重さ

前述したハードな世界を生き抜くのに必要なのは「慎重さ」である。犯人に接近を気づかれると反撃のリスクや人質がヤバいリスクがあるため、ドアごとに慎重なクリアリングと制圧が求められる。

クリアリングの強い味方オプティワンド。ドアの隙間から向こうを伺う

ドアを半開きにして中を確認、人間がいた場合はフラバンやペッパーガスで無力化しつつ突入し逮捕していくのが基本の進行となる。。相手が人質であっても一旦拘束する決まりなので、相手に向かって Down on your knees!! と叫びまくろう。もちろん、何かあったときのために銃は構えておきましょう。

分隊運営

シングルプレイでは味方AIへの指示が行える。前進後退、ドアを開けろ、トラップを解除しろ、部屋をクリアしろ、などの指示を出そう。自分が死ぬと即ゲームセットだが味方が死んでもミッションは続行されるため、基本的に状況確認後は味方を前進させた方がミッションは達成しやすいだろう。
味方は4人おり、2人ずつ赤、青チームに分かれている。チーム単位で指令、または全員に指令が行える。赤チームを後方で待機させつつ青チームと共に前進、などの行動も可能。

部屋内のクリア方法も指示がある。フラバンは大体の敵に有効

基本的には健気に働く良い子ではあるが、シールド持ちがシールドを構えたまま味方の後ろから部屋に流れ込む事案がままある。命令のキューイングも一応できるがタイミング調整が難しいのでそこまで凝った動きはできない。
盾については、分隊二人ともに盾を構えさせその分隊に突入を指示すれば似たようなことが出来る。もちろんその後、残りの分隊にも突入指示を出そう。

減点まみれのキャリア

ミッションを達成後にスコアが表示されるが、細かな減点によって最高評価を得るのは非常に難しい。 例えミッションを成功させたとしても

  • 民間人を報告しなかった
  • 証拠(主に武器)を押収しなかった
  • チームメンバーが負傷した

などの細かなミスによって加点を逃す。現場で働いているおまわりさんに対してこの評価はあんまりである。
もちろん、人質を誤射すれば大きく減点されるし、拘束した犯人を誤ってヤッてしまっても減点となる。

基本加点以外のオプション加点。普通に見逃す

極悪エイムの犯人達相手に無傷で立ち回るのは相当な苦労である。与えられたガジェットをフル活用したいところだが、味方AIが一部ガジェットを使いこなせないので頑張るしかない。

より高みを目指して

通常プレイであれば見敵即殺の精神でいけばクリアすることは可能だが、ハイスコアを目指すとなると話は違ってくる。 プレイヤーは法執行機関のメンバーであるため目的は犯人逮捕であって射殺ではない。従って犯人は逮捕したほうがより評価(スコア)が高くなる。
普通にクリア指示をだすと味方AIは部屋内の反撃可能な犯人を片っ端から射殺しにかかる。反撃で負傷や死亡しては元子も無いので当然ではあるが、人質が立っていれば誤射の可能性も大きく高まる。
従ってドアのトラップを確認した後は、人間がいると思しき部屋にはフラバン突入が安定である。

よろめく人間。人質か犯人かはイマイチわからないので発砲厳禁

フラバンをぶち込んでよろめかせ、みんなで一緒に投降を呼びかければきっと犯人もわかってくれることだろう。

投降した犯人。床の武器は押収しないと減点

投降した犯人は油断してると包丁片手に突撃してくることがあるので速やかに拘束指示をだそう。味方が傷付いて減点、犯人射殺して減点、とまったくいいことがない。
そもそもミッションによっては犯人が人質を容赦なく潰してくるため無暗に騒ぎ立てない事も求められる。フラバンをぶん投げて遠くの犯人が気づくことは現状ない様だが、隣の部屋の犯人は何をするか分からないし、巡回中の犯人が裏回りしてくることもある。 そのため、数少ない持ち込みガジェットの枠を埋めてでもドアストッパーを持つと安定する。いらなくなったら再利用可能。

武器やガジェット

実在する銃器がたくさん登場。SMGやARの一部は当ブログを良くご覧になられるゲーマーの諸兄らには見慣れた物だろう。

ARは結構種類が多い。非殺傷弾対応の物もある

一応カスタマイズもあり、サイト、サプ、タクティカルデバイスなどは出撃前に着脱可能。
ソロプレイではメンバー全員の装備を指定できるので、アーマーやシールドを持たせてタンク要員を確保したり、ドアブリーチ用ショットガンを持たせるなどある程度やりたいことが可能。ガジェットはARなどに比べるとどれも一長一短だが、フラバンはかなりの敵に効くので困ったら持たせておきたい。前述の通り犯人を確保したほうがポイントが高いので非殺傷兵器の在庫は重要である。

伝家の宝刀テーザーもあるよ

総評

アーリーアクセスの段階だが既存のミッションは難易度が高く歯ごたえは十分。死にながら学習できる忍耐強いプレイヤーにはとてもお勧めできる。
けっこうな頻度でアプデが行われ、衣装やマップが追加されていくほか、MODマップなどもあるので気になる人は試してみてはいかがでしょう。

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*1:個人的な感覚では、タルコフよりわずかに固い程度。部位破壊ペナルティも緩い

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