RMT対策の一環として、アイテムのやりとりに非常に強力な制限がつけられるようです。
具体的には、持ち込んだアイテムを渡そうとするとアイテムが消滅するという仕組みが導入されます。以下で概要や感想などを書いていきます。
なおソースは以下です。
We present the new Anti-RMT feature below:https://t.co/xQ9D5voCoF#EscapefromTarkov
— Escape from Tarkov (@tarkov) 2022年5月11日
もくじ
アイテム消滅ルール
基本ルール
- FIRでない以下のアイテムは、レイド内で捨てようとすると消滅する
- 金
- バーター全部(後述の緩和策アリ)
- カギ全部
- コンテナ全部
- 一部のレア腕章
- インテリとかUSBとか
- レア近接武器(マチェットとかRRとかタクティカルソードとか)
- 前述のアイテムをレイド内で捨てようとすると警告が表示される
- それでも捨てようとするとアイテムは消滅する
- リグやカバンなどにアイテムを入れた状態でリグやカバンを捨てる際にも警告が表示される
- 警告が表示された結果カバン捨てに失敗する
- 死亡した際、リグやカバンに入っている対象アイテムは消滅する
- つまり倒した相手から奪うことが出来ない
- もちろん、セキュアコンテナの中身は死んでも消滅しない
バーターアイテム緩和ルール
- 以下のアイテムは既定の数量以内であれば消滅しない*1
明記されたルールから逆算した筆者の推測
- 武器パーツ弾鎧などの基本装備品は渡せる
- 従ってREAP-IR等の高額パーツ受け渡しはまだ可能
- 医療品は恐らく渡せる
- 死んだ敵や味方からサレワ補充できないと地味にしんどい
- 食物は恐らくOK
- 従って砂糖と酒はオーケー?
- カバン内に持ち込み品を入れておくと咄嗟にカバンを投げれない(警告出る)
感想など
RMT対策としての効果
鍵やコンテナが投げれないので一定の効果はありそうです。
効果があるというのはつまり、RMT抑止効果がある => 職業チーターの稼ぎ口が減りそうということです。
職業チーターがこの制限下で稼ごうとする場合、育ったアカウントそのものの売買か、マップ制圧からの栗拾いツアー開催ぐらいしかパッと思いつきません。(パーツ販売はまだできますが)
俺TUEEEEがしたいだけのチーターは抑止できません。
ブースティング禁止効果
そもそも公式は過度のBoostingを禁止しており苦言を呈してきました。
始めたばかりのお友達に現ナマと武器渡してちゃっちゃと強化するのは元からダメだったわけです。ただし基準はあいまいでした。
今回はブースティングのボーダーラインが明確化され、またシステム化されたことで改めてBSGのブースティングに対する態度表明となりました。ブースティングは禁止です。
個人的にも、Newbieにアイテム上げまくると楽しみが損なわれるのでこの措置は悪くないのではと思っています。魚を与えるのではなく魚釣りの方法を、みたいなアレです。
その他想像される副作用
何も知らない初心者による事故
初心者同士で始めた場合、多分なんもわからんと思うので最初はアイテム消えると思います。
カバン投げミス
前述しましたが、カバンの中に持ち込み品が入っていると投げるときに警告が出るっぽく、咄嗟にカバン投げるマンは苦労しそうです。
ルールをハックする
このルール下でもお友達に金を渡してマウンティングしたい場合
この組み合わせで、ポーチイン可能かつ1マスかつメカニック店売り10マン前後です。
なのでガンマ9マス全部これで埋めることで90万ほどを一撃でお友達に渡すことが出来ます。
僕はブースティング否定派ですが、現状は仕様なのでできます。
おわりに
前述しましたが、基本的にこの方針は賛成です。お友達にアイテムドカドカ上げるのは気持ちいいですが、程々にしましょう。
他にもタルコフ関連の記事を書いているのでよかったら見ていってください。
あと最近は記事を書いたらTwitterでお知らせするようにしたので、よかったらこちらもフォローいただけると喜びます。
*1:数量の計算タイミングは明記されていないが恐らくレイド内累計。20万Rubを1レイドで10回に分けて渡せばOKという意味ではないと思われる