はじめに
このトンデモ説をwikiで見かけて気になったので検証しました。 SCAVは露出した場所を狙ってくる、という話が、どうにも自分の直感と異なります。SCAV君のAIは想像以上におばかさんなので、相手が6Aだったときにレッグメタに切り替えるような小粋なマネはしてくるはずがないのです。
動画
最初はオフラインで検証していたのですが、「オフラインのAIはオンラインより相当弱い」という話を聞き、そんなん検証すんのクソめんどくさいのでオンラインで装備を犠牲にして検証しました。
- オンラインの適当なマップ(ショア)
- Gen4 Assult(腕保護あり、クラス5)に適当なヘルメット
- 出血防止の紫注射とプロピタル
- 適当な武器持ってSCAVの前に直立する
という条件のもと撮影しました。SCAVが露出している箇所を狙うなら、目か顎、100歩譲っても足をひたすら撃ってくるはずです。
最初に見てもらえばわかるんですが、SCAVは「これは拳銃弾だからGen4相手にレグメタするやで~」みたいな賢いAIは持ち合わせていないことがわかります。
ほんとのキモチはAIにしか分からないのですが、この至近距離で足狙ってこないんだから実戦では狙ってないも同じです。
露出してる場所を狙ってないと仮定すると……
まあ別に何が変わるというわけではないんですが、SCAV狩りにヘルメットいらないなと個人的に思いました。この近距離で顎も目も撃ってこないなら、寄ってしまえばヘッショリスクは相当低いです。
SCAV戦は中距離が一番ヤバく、遠距離狙撃か接近戦が楽だと思っていたのですが、被弾箇所的にもそれで合っているようです。
無論、死ぬときもあるんでしょうけど、ヘルメットあっても死ぬときは死ぬので、バイザー付けないならいらない気がしてきました。
なぜ「露出してる箇所を狙う」という認識があるのか
SCAVで死んだときのリザルト見れば一発でわかる間違いに何故気づかない人が居るのか、という話ですが、理由は何となくわかります。
- エイムガードにより被弾時に腕がすぐ吹っ飛ぶ
- 腕は基本胸の前にあるため、SCAVが胸を狙うと腕に被弾しやすい
- 腕を守るアーマーが少なく、普段からSCAV戦で腕が吹っ飛ぶ
- 近距離と遠距離は瞬殺出来て、グダりやすい中距離で足に被弾した記憶が残る
- 散弾ヘッショ怖い怖い病(実際怖い)
- 腕にめっちゃ被弾して、胸にもめっちゃ被弾したときに記憶にない(死んでるから)
みたいな感じだと思います。あと、全身で部位が7か所あるんですが、普段2~3箇所(頭と胸と腹)しか守ってないので、SCAV戦で被弾率が均等だとすると結果的には「露出してる部分の損害が大きい」わけです。腕は本当にカジュアルに吹っ飛びます。これを「露出してる部分が狙われている」と捉えてしまうのもある種しょうがないです。
というか、コレだけ上半身狙ってきてますし、皆さんSCAVに足を吹っ飛ばされた経験は思ったほどないのではないかと思います。
実際には統計を取るまでもなく、最初の一回で「SCAVは露出してる部分を狙う」というドグマは否定されました。あの距離で足を撃たない理由があったら教えてください。
仮定から導かれるSCAV戦
- 狙いがブレる中距離で戦ってはいけない(ヘッドと脚被弾リスクが増える)
- 被弾時に腕は吹っ飛ぶ前提(胸が飛ばないだけラッキー)
- 全然頭狙ってこないので強気に行け(ヘッショ食らったら諦めよう!)