死
タルコフをやっていると死にます。
特に最初のうちは死にまくります。脱水、待ち伏せ、失血、自爆、撃ち負け、ヘッショ、落下、時間切れ、などありとあらゆる方法で貴方は装備を失うでしょう。
勘違いしてはいけませんがこれは誰でも同じことです。
有名ストリーマーだろうがスピードハッカーだろうが、誰でも死にます。僕はもう1200時間以上タルコフをやっていますが、今ワイプのPMC生還率は46%です。ラボ行ってないけどこんなもんです。
そんなわけで人は高頻度で死にます。
しかし、死は失うばかりではありません。ここではタルコフにおいて死んだ際に得られるものについて考えていきましょう。
番外:死ぬと失ってしまうもの
- 保険で帰ってこなかった装備全て
- 持ち込んだアイテム全て
- ポーチの中に回収したアイテムのFind in Raidフラグ
- テンション
死んでなお手元に残るもの
ポーチの中身
PMCにおいてはポーチの中身は死んでもそのまま残ります。したがってここに高額アイテムを確保すれば死んだ際にも最低限の売り上げが見込めます。
ただし生還できなかった場合はアイテムがFIR判定とならず、フリーマーケットに出品できなくなります。
また、アイテムを拾わずとも、アイテムを持ち込む際にもポーチは活躍します。
- 何もなければ使わないが、何かあった場合には使うアイテム
- 高額な予備弾、序盤ならサレワなどの回復品
- 利用回数が多く、複数のレイドにまたがって利用可能な消耗品
- 手術キット、ワセリンやイブプロフェンなどの鎮痛系
- その他高額、貴重なアイテム
- 納品や設置系クエストで必要なアイテム
- カギやドキュメントケース等
これらのアイテムは中盤以降持ち込みが前提であり、特に回復系などは即死した場合に使わずにロストするため、序盤はポーチに入れるのもありです。
金額自体はたいしたことがないため、手術キットなどはグラボなどを拾った際に入れ替えられます。
うまく活用して、死んだ際に最低限の資産が得られるようにしましょう。
おまけ:タクティカルハンドガード
AKS-74Uのガスチューブにタクティカルハンドガードを付けたものポーチに忍ばせておくと、1マスで大量の武器パーツを持って帰ることができます。
具体的には以下のように、スコープ1、サイト1、フォアグリップ1、ライト系2までを1マスに格納可能です。
どう考えても物理法則には反しますが現状は仕様です。
特にPK-06やスコープ系は買うと数万しますので、SCAVなどから略奪した際武器からサイトをはぎ取ってこれにつけておくといい稼ぎになります。
ちなみに本来ポーチに入らないREAP-IRも格納可能なので、ハンドガードにREAP-IR用マウントレールを付けておくのもアリでしょう。(普通のスコープを拾ったら捨てる)
0.12.9からREAP-IRを格納できなくなりました。
保険をかけて拾われなかった装備
ラウンド終了時に、保険をかけたうえで拾われていない装備は返ってきます。
通常、PMCやPSCAVに倒されると死体を漁られ、いい装備であれば回収されてしまいますので交戦時の死亡保険としてはやや弱いです。
保険システムをフルに活用するコツを以下に書きますので参考にし、死んだ際のロスを最小限にできるようにしましょう。
ショボい装備を使う
武器は現地分解できず、かさばる上に重量があるため、中盤以降ショボい武器は拾われないことがあります。
例えば金策などでSCAVとの交戦のみを想定するのであればガチガチ装備は必要ありません。適当な武器でSCAVマラソンするのもまた一興です。
ただしサイトやグリップ、サプなどの高額なパーツ類は引っこ抜かれて持って帰られることが多いです。
装備を隠す
要は拾われなければよいため
- 今拾った武器を持って帰りたいがスペースがない
- 弾切れ、敵の武器のほうが強いなどで今の武器が不要になった
- 鎧やヘルメットがボロボロなので相手のものを使いたい
- 死にそうで怖くなってきた
- 道に迷って時間切れになってしまいそう
これらの場合にはあらかじめ装備を隠すのが有効です。
隠し場所として最適なのは
- 人通りの少ない草むらや暗がりなどの見えない場所
- 移動不可能な地形
が適しています。移動不可能な地形とは主に水やオブジェクトの隙間などです。
ただし大量の死体が近くに転がっていると近場の草むらなどはPSCAVに捜索される可能性が高いため、少し離れた場所に隠すことをおススメします。
また、サーマルスコープなどで見ると装備が見えてしまうため確率は低いですが隅々まで捜索される可能性も無くはないです。
パーティを組む
現状の保険システムはパーティプレイが大きく有利である仕様の一つです。
たとえ自分が死んでも、最終的に敵を全滅させ一人でも生き残っていればメンバー全員の装備を草むらなどに放り投げて隠すことができます。
この仕様については何回か議論が行われているようで今後変わる可能性もありますが、現状はこのようにPTを組むとそれだけで有利です。
経験値類、カウント類、クエストフラグ類
経験値、スキル経験値、マスタリー経験値は死んでも得られるため、少しずつキャラクターは成長していきます。
特に筋力スキル、代謝スキルは普通にやっていると上げるのが非常に難しく、隠れ家の拡張に必要なので積極的に鍛えましょう。
グレを拾った場合は積極的に投げて筋力の足しにしましょう。特にスモークは有効に使うのが難しく、2マス占有するため適当なタイミングで投げてもいいと思います。
同様にキルカウントやクエストフラグなども、プレイヤーの生死を問わないものがあります。
ミッションをどうしても進めたい場合には、ミッションに殉じる覚悟も必要かもしれません。
プレイヤーの経験値
最も重要な要素です。このゲームは難しく、死んで覚えるタイプのゲームです。
不用意に音を立ててしまう、危険地帯に入り込んでしまう、知らない場所でガン街される、など、無数の死因から学ぶことは非常に重要です。
このゲームは頭に当たれば即死、グレ直撃で即死、胸に貫通してきたら瞬死、ということでつまり死にゲーであり、交戦は即ちリスクとなります。
つまりマトモに撃ち合っても事故死や漁夫があり得るので、そこに至るまでの事故を学習で防いでいかないとお話にならないというわけです。
マップの知識や下準備など、出撃の前から勝負は始まっています。色々な装備を試し、失って学んでいきましょう。