PoE初心者が、長く続けるために必要な知識第三弾です。
装備の更新をしよう
タイミングは人それぞれですが、だいたい3周目突入直前か直後くらいに、装備を変えたくなってきます。レベル的には60手前ぐらいでしょう。
今まで書いたテキストが実践できていれば、数c〜10cほどの資産は溜まっているかと思いますが、万が一溜まっていない場合はしばらく2周目でレアを売りまくってaltを貯めましょう。
ひょっとしたら、鑑定売りをしているうちに、現在の装備よりはるかに強い一品が拾えるかもしれません。
つなぎの装備を手に入れよう
体良く数cの予算が溜まったら、売りに出ている装備を検索してみましょう。
怖がらなくても大丈夫。育成段階で購入する装備は、終盤にはいずれ置き換えられます。いわゆる、「繋ぎ」です。
繋ぎにじゃぶじゃぶお金を使うのももったいないですので、一つの装備につき1fus〜2cくらいまでに押さえましょう。
優先するべき部位
武器
近接で始めてしまった場合は、武器の優先度は常に最大です。ゾンビアタックするにも、資本となる火力がなければやってられません。
やられる前にやれ。死ぬときは喉笛に噛み付いて死ね。そして次に会うときは必ず仕留めろ。
魔法ビルドの場合はそこまで優先度は高くないのですが、なんでもいいので5リンクの両手武器が手に入ると、飛躍的に火力が伸ばせます。
ちょっと根が張るかもしれませんが、供給量がそこそこあるので性能不問なら10c以下で手に入るでしょう。
リング、アミュレット、ベルト
これらのJewelyは、様々な効果がざっくばらんにつき、人によって必要なものが異なっています。また、融通が利く部位であるため、頻繁に更新されます。
つまり、すごいけど自分には合わない一品、さっきまで自分が使っていた一品、といったものが市場に大量に供給されているということです。
レジ、ライフ、ステータスなどがゴリッと稼げるので優先です。特にベルトはAR400、3レジ、ライフなどが凄まじい安値で売られていることもあります。
Body Armour
防御力が高く、更新した場合の伸びが一番期待できるのが胴体です。高防御、高ライフなどを検索していきましょう。
逆に靴、小手は結構値段を出さないと高い防御力は確保できません。
魔法ビルドなら、すごく頑張って20c程度貯めて、Tabula Rasa(通称Tシャツ)を購入するという選択肢があります。
Tabula Rasa - Official Path of Exile Wiki
防御力0ですが、白の6リンク装備なので、ありとあらゆるジェム構成が可能です。魔法ビルドであれば、6リンクにすれば基礎火力を最大まで引き延ばすことができるので、終盤の世界入門に近づくこと請け合い。
一人で何個も持つ装備ではないので、徐々に値崩れしていき、最終的には12c前後に張り付きます。
具体的なトレードの流れ
poe.tradeで検索
欲しいアイテムを検索します。ユニークアイテムなら名前指定するだけで検索できますが、基本的に名前は空欄で、防御力や付いている魔法効果(mods)で検索することになります。
欲しいmodsを検索欄に打ち込んでいくだけです。ただし、装備によって付くmods、最大値は異なっているので、必ず希望のmodsが付いたものが見つかるとは限りません。
例えば、指輪でLifeを500稼いだりはできません。この辺は別途記事を書きます。
実際に、以下のような条件で指輪を検索して購入してみようと思います。
また、最大予算や、オンライン状態の売主限定など、いくつか条件を付けておきます。
検索すると、持ち主が現在オンライン状態で、条件に合致する指輪が大量に出てきます。あまりにも条件が緩すぎると、いっぱいヒットして選ぶのが大変なので、適当に条件を追加してもよいです。
少しでもライフが欲しいので、このリストを、ライフが高い順にソートします。ソートしたい項目をクリックするだけです。
良さげな品物が見つかったら、Whisperというボタンをクリックすると、売主へのダイレクトメッセージの定型文がコピペされます。 これを、ゲーム内のチャットウィンドウにただコピペするだけで、売主への購入申請が完了します。
ゲーム内で声をかける
poe.tradeはあくまで商品リストを提供するだけで、実際の取引はゲーム内で行う必要があります。先ほどコピペしたメッセージをチャット欄に突っ込んで、送信するだけです。主に、3つの反応が帰ってきます。
パーティに招待される
相手がトレードを受け入れました。パーティ招待を受け取った後、お金をインベントリに入れて、画面に表示される持ち主のグラフィックを右クリックし、 『Visit Hideout』を選択し、相手の隠れ家にワープしましょう。ワープするには、自分自身が町もしくは隠れ家にいる必要があります。
sec, AFKなど、待ち時間が発生
lab、in mapとか言われた場合は、ラビリンスやMapに入っているのでちょっと待ってくれ、という意味です。そもそも寝落ちしたりして反応がない場合もあります。
okと応えて相手の準備を待ってもいいです。待つのがだるい、第二候補でもいい、という場合には、「I will ask someone else」(別の人に聞くわ)みたいな感じで断ってもいいです。
たまにあるパターンですが、離席してた持ち主が戻ってきて、「still need?」(まだこれ欲しい?)みたいなことを後になって言ってくることがあります。
欲しいならyeaとでも答えればパーティに招待されます。いらないなら、「No thank you」とか「I got another one already」(もう別のゲットした)みたいなことを伝えればいいと思います。
soldout
すでに他の人に売ってしまったパターンです。tyとだけ返して他を当たるのが無難です。
トレードする
トレードはだいたい、持ち主のho(Hideout、隠れ家)で行います。「my ho」とか言われた場合には、早く俺の隠れ家にこい、という意味なので、お金を持って急ぎましょう。
トレードは大抵、相手の方から申し込んでくるので、向こうの準備が終わるまで相手のhoで待機していれば良いです。
注意点は、トレードウィンドウではお金をバラすことができません。例えば10cひとかたまりを持っている場合、そこから1cだけ払う、といったことがトレードウィンドウではできません。あらかじめインベントリの中で、1cと9cに分けておいた方がいいでしょう。
トレードウィンドウが示されると、相手は商品を、こっちはお金を出すことで取引ができます。ただし、確認の為、アイテムにマウスカーソルを載せる必要があります。詐欺とかを防止する為の措置ですので、確認がてらマウスを載せます。
双方確認が終わると、トレード受領ボタンが押せるので、押したら終わりです。
tyとでも返して、hoを後にしましょう。ここで気の利いた挨拶が返せるとお互い気分がいいかもしれませんが、だいたい流れ作業なので「ty gl hf」以外の返事はほとんど見ません。
動画
実際の購入手続きを動画にしてみました。すんなりいけば、マジで定型文以外の応答はありません。
トレードで売るには?
理論上は、買いの逆の手順で手続きを行うだけですが、商品の陳列がやや面倒です。
課金ユーザーであればStash Tabをお店にできるので楽ですが、そうでなければトレード部屋を立てるなど、それなりに手間がかかります。
今回は解説を省きますが、超級品を手に入れたらやってみるのもいいでしょう。