概要
Explosive Arrowを、Quil Rainの圧倒的APSによりばら撒き、面の制圧力を極限まで高めることを主眼としたビルド。 マナコストがきついので、Blood Magicを取得し、オーラを張らない分、ライフ、リジェネを積んで本体を固くし さらに召喚とFrost Wallを織り交ぜることで、なるべく安全な旅を追求した。 当初はIIRを稼いでただ単にトレハンビルドとする予定だったが、予想以上にライフが積めたため、Atziri討伐できた。
動画
初めてAtiziri倒した時の動画。30分かかっている。
超火力ビルドなどは5~10分もあれば討伐までいけてしまうため、3倍以上の時間がかかっていることになる。
ちなみに本体の火力向上と中の人の慣れによって、現在は12分くらいで倒せる。
利点と欠点
- Pros
- 装備が安い
- Atziri倒すだけなら5リンクでもいい
- 武器に至ってはジェム+のいい弓がない限り、Quill Rainに落ち着く
- 固い
- Blood Magic + 大量のリジェネによって、遠距離職なのに本体がそこそこ固い
- 加えてCWDTでいろいろ召喚して肉壁を作るため、本体が狙われにくい
- 範囲殲滅力が高く、ザコ戦が大得意
- Explosive Arrow(EA)の爆発は、GMT、LMTの威力減衰が適用されないのでばら撒き放題
- 密集している相手に着弾することで、お互いの爆発が重なり合ってすさまじいダメージが出る
- 集団への瞬間火力は表記で100kとか平気で出る。
- Elemental Equilibriumとの相性がすこぶる良い
- 壁のある地形が得意
- 苦手な単体火力を補う手法として、壁に矢を撃って爆発させて相手にあてる方法もある
- 装備が安い
- Cons
- 単体火力が高くない
- 計算上のダメージでは、今は20kくらいでている
- が、これは、5発の矢を撃ちこんで、爆発したときのダメージである。5発打ち込むのに1.2秒ほどかかり、爆発まで1秒なので、秒間のDPSはお察しである。
- 巻き込みができないボス(ぶっちゃけAtizirとか)はかなり時間がかかる
- 爆発まで時間がかかるのと、低い火力を補うため、サブでCulling Strile対応スキルがほぼ必須
- 計算上のダメージでは、今は20kくらいでている
- EAの操作がちょっと難しい
- 効率を追求すると、5回攻撃したら手を休めて爆発するのを待つ必要がある
- 爆発まで1秒あるため、ダメージに即効性がない。その間に接近を許してしまう。
- Blood MagicによりAuraはArctic Armour位しか張れない
- 肉壁が柔らかく再生成が面倒
- 召喚パッシブは取らないため、肉壁は大体即死する。ダメージ床でも即死する
- CWDTに召喚を入れまくることでごまかした
- Dexたりない
- 装備かジュエルで結構な量のdexを補ってやる必要がある。
- 単体火力が高くない
Treeとジュエル
Tree
Passive Skill Tree - Path of Exile
ライフはざっくり5500くらい。 Burning以外にダメージが伸びそうなパッシブがもうあまりない。Area Damageくらいか。 あとは少ない火力パッシブをとるか、Lifeをひたすら積むか、DuelistのほうにあるIR、GolemBloodあたりを目指すことになるか、だろう。 Igniteはこちらが着火準備中でもダメージを与えることができ、時間当たりの火力を大幅に伸ばすことができるためできることなら積みたい。ちなみにAtziri分身にigniteが通るためAtziri戦でも無駄ではない。
Jewel
Life積むか、ダメージを積むか。 Dexがどう考えても足りないため、適当にジュエルで補えていないと苦しい。 ちなみに爆発のダメージは、Projectile Area Fireのいずれかで上げられるようだ。(表記ダメージが変わらないので、計算する必要がある) なお、貫通については、集団戦ではあるとうれしいなあと思う場面もあるが、タイマンがよりきつくなる。 集団戦はもともと得意で、なくてもどうとでもなるため、稼がないのが無難だろう。
戦闘
立ち回りと雑感
矢を5回打つ、1秒待つ、相手は死ぬ、という感じ。敵集団に矢をばら撒くことができれば、周辺の爆発も食らうため、密集団に対する瞬間ダメージはなかなかえげつないことになる。 爆発するまでの間は接近され放題なので、おとりを召喚したり逃げたりする必要がある。
Explosive Arrowについて
敵に対して5発までスタック可能。5発以上貯めることもできるがダメージは伸びない。 最後に矢が当たってからおよそ1秒後に爆発し、スキルレベル依存のダメージ x スタック数を、矢が刺さった本体と周辺に与える。 ダメージが武器に依存しないため、Quill Rainのような、きわめてAPSが高いがきわめてダメージが低い武器と相性が良い。また爆発部分はGMP等の威力減衰の対象外。 その性質上、集団相手にはすさまじい火力が出るが、タイマンでは準備と待機で爆発までに3秒はかかるため、殲滅速度は遅い。
壁打ち
壁に当たっても爆発するという性質を利用することで、単体火力を補うことができる。やり方は簡単で、相手を壁に誘い込むか、自分が壁を背にして立ち、壁に向かって何も考えずに打ち続けるだけ。 壁に密集して刺さった5本の矢が次々に爆発し、テンポよくダメージを与えてくれる。
Elemental Equilibriumについて
属性攻撃が当たると、その属性の耐性が+25、その他の耐性が-50される強力なパッシブ。 矢が刺さってから1秒後に爆発する、というEAの性質を利用すると、常時相手のレジを50下げながら攻撃できているのと同じことになる。 具体的には、装備で火以外の属性ダメージを稼いで矢を放つことで、まず敵に当たった矢が炎レジを50下げる。その後爆発によって炎ダメージが入り、炎レジが25あがる。以上をループ。 もし相手がigniteした場合は、もう一回矢を撃てば、また火レジを下げることができる。Atziriも問答無用でVulnerable to Fire状態にできるので、このビルドでは必須。
主な装備
Quill Rain
Quill Rain - Path of Exile Wiki
レベル5から装備可能な弓。EA以外にもCoCで使われたりと、色々悪いことができる素敵な弓。 圧倒的なAPS3.0を誇り、Projectile Speed増加と相成ってすさまじい弾幕を張ることができる。 50% Less Weapon Damageという効果がついているが、爆発はWeapon Damageではないため効果は適用されない。やったぜ。
Hrimnor's Resolve
Hrimnor's Resolve - Path of Exile Wiki
高めのArmour値とそこそこのレジ、+30-40%火ダメージがついた頭。 ライフがついてないのが痛いが、捨て値同然で売られている事が多いため安価な繋ぎとしても使える。凍りにくくなる効果も嬉しい。
Doryani's Invitation
Doryani's Invitation - Path of Exile Wiki
おなじみの火ベルト。集団戦で瞬間火力が出るという都合上、0.2%のライフ吸いでも十分な効力を発揮する。 もちろん、10% chance to igniteもDPSアップに貢献している。
Skill
Main Skill
Explosive Arrow - GMP - Increaced Area of Effect - Fire Penetration ( - Concentrated Effect - Empower)
爆発ダメージがGMP減衰の対象外のため、単純に爆発物を増やせるGMPは集団で必須。
集団での巻き込み範囲を増やすため、IAoEも準必須。
5リンクならConcentrated Effectをボス用に入れると殲滅速度が上がる。普段はIIRでも入れとけばいい。6リンクならEmpowerか、Increaced Burnning Damageあたりを。
Sub
Frenzy - GMP - Culling Strike - IIR
トドメ用。爆発まで時間がかかるという性質上、ちょっと残った相手を倒す手段として。
CWDT - Immortal Call - Molten Shell - Summon Skeleton
いつものやつに骨を追加。骨は脆いため一瞬で死んでしまうが、自動で召喚され、相手の攻撃を引きつけてくれる。ブッチャーのパンチやAtziriのFBなんかを一回引きつけてくれれば上々の出来。
CWDT - Desecrate - Raise Zombie - Summon Chaos Golem
全自動召喚システムその2。
骨だけだと割と簡単に召喚数上限に達するため、さらに肉壁としてゾンビも出撃させる。死体の無いボス戦を想定してDesecrateを入れている。再召喚がめんどいのでゴーレムも入れてしまった。
Flamability - Frost Wall - Increaced Duration - Enduring Cry
カースは着火率が高まるflamability安定。
Frost Wallは分断して嫌がらせに。何故かよくわからないが、召喚した壁に矢が刺さって爆発するときと、刺さったまま消えるときと、壁を貫通して飛んで行くときがある。壁を出したまま後ろから撃ちまくれたら理想。
Blink Arrow - Summon Chaos Golem
残りの枠。たまに手動で召喚したくなるときがあるので、一応もう一個ゴーレムを入れた。